友を想う詩! 渡し場
詩の舞台(古里)を求めて
2.  ホーフェン舞台説の手掛り
新設:2021-09-01
更新:2023-06-30
学生時代からウーラントに関心を持っていた釜澤克彦は、2017年1-2月頃 北大東京同窓会から届いた案内で 同会主催の3月度「エルム談話室」で 松田昌幸が『人生の渡し場』と題して講演することを知った。

釜澤は、演題とウーラントの詩に興味を抱いて Webで調査を行ったところ ウーラント作「Auf der Überfahrt」に辿り着き 多分この詩にまつわる話ではと思った。

さらに、Web検索を続け ドイツの Webサイト「Stuttgart im Bild」のうち「Burgruine Hofen」が この詩に言及し、しかも 詩の舞台がシュトゥットガルト(Stuttgart)のホーフェン(Hofen)城の廃墟などであることも知ったことから、同年3月3日に松田の講演を聴講後に、この詩の舞台はハイデルベルクではなく、別の場所[ホーフェン(Hofen)]ではと松田に伝えた。

やがて4年の歳月が経とうとする2021年になってから、 釜澤はウーラントの詩「渡し場」に関心を持ち続けていたので Webで再調査したところ、次の「詩の舞台ホーフェン説の確定」記載の新たな展開があったことを知り松田に伝えた。そしてウーラント同“窓”会の会員となった。


新渡戸稲造 (1862-1933)
国立国会図書館デジタルライブラリーより