2021年4月、北原文雄はウーラント同“窓”会の丸山明好に書状を送り
私にとってウーラント同窓会は人生の後半において貴重な存在となりました。ウーラント同窓会の記録を高成田さんと相談して まとめて頂けませんでしょうか
と呼びかけた
この書状を丸山が受取った日は、奇しくも猪間驥一の祥月命日に当る4月16日であった
100歳を過ぎた北原の呼びかけが契機となって、新型コロナウイルス禍の中にあって、高成田享を編集キーマンとし、2021年内の書籍上梓を目指し、ウーラント同窓会あげての作業が、対面を避け、メールをフル活用して開始された。
なお、北原文雄の2021年の年賀状に、次のとおり記されていた
謹賀新年
併せて皆様のご健勝と日本と世界の平和を祈念します
私のただ一人の弟道雄は東大法学部に入学、すぐに学徒出陣し、昭和20年5月沖縄で 戦死しました。22歳でした。私は弟の分まで生かされ、間もなく101歳になります。
虫の音か 空飛ぶ鳥の鳴く声か
かそかに届きし あらた世の春 文雄